なぜ母港拡張の上限を10枠ずつしか拡張しないのか

ときどきメンテナンスで母港拡張の上限が拡張される。少しずつ増え続けて現在340枠まで拡張できる。

けど1回のメンテナンスで増えるのは10枠だけ。一気に100枠増えたりはしない。あれなんでだろうねって妄想。

「拡張します」と言うため

サービス開始時からたとえば1000枠まで拡張できてしまうと、各プレイヤーは必要な分しか拡張しない。100では狭いから110、110でも狭いから120、…、150で十分だから150でいいや。また狭くなったら拡張しよう。

けどどうせならもっと売りつけたい。150枠で十分な人に200枠300枠まで拡張してもらいたい。商売人ならそう考えると思う。

必要ない人に買ってもらうにはどうしたらいいか。そりゃ宣伝すればいい。「拡張します」とメンテナンス後の告知で発言すれば「お、上限上がったのか。じゃあ拡張するか」と考える人が発生する。そういう「必要だから」ではなく「上限が上がったから」とノリで買う人たちに買ってもらうために、10枠ずつ小分けにしてる。

100枠から1000枠まで拡張するには9万円必要なわけで、ちょっと覚悟がいる。艦これのプレイヤーの金銭感覚は、よく話題になるようなガチャゲーのそれとは違い、ノリで数万円課金するようなものじゃない。だから1000円分ずつ90回払いで9万円払ってもらおうって考え方。

「課金アイテムを買ってね」と言いたくないため

艦これ運営の人は、あまり「課金アイテムを買ってね」と言わない。新しく追加したときに告知して、後は黙って店に並べておくだけ。「必要になったら買ってね」と。

最初から1000枠拡張できてしまうと、このやり方だと母港拡張が売れない。だから「メンテナンス後の告知」という形を取っている。「拡張します」とは言うけど「買ってね」とは言わない。

そういう「課金がゆるい」とか「ガツガツしていない」みたいなイメージを守るための戦略なんじゃないかなって。

頑張ってますアピールのため

現在の上限の340枠でもまだ足りないプレイヤーは350枠を待つことになる。350枠に拡張されたら「はい待ってました!」ですぐに買うんじゃないかな。

「いやぁ設備の限界に達していてさ、頑張って補強増設してやっと10枠分追加できる余裕ができたから上限を拡張するね。お待たせ」みたいな空気を醸し出せば、プレイヤーに好印象を持ってもらえる。「運営さん頑張ってね360枠も待ってるよ」と。気持ちよく課金してもらうってのは大事なこと。

実際の現在の限界って何枠なんだろう。340枠か、500枠か1000枠か。私も「設備の限界だから340枠が上限」と根拠もなくそんなイメージでいて、特に深く考えもしなかったんだけど、設備や契約書とかそういうのを見せてもらったわけじゃないんだよなって気付いて。じゃあそこに何らかの戦略があったら面白いなって妄想したのがこれ。

私はいつの間に「設備の限界だから」と思い込んでいたんだろう。勝手に思い込んでいただけならアレだけど、思い込ませるような何かが作り込まれていたのなら、ワクワクするじゃないですかそういうの。